子どもにとっての使いやすさとは?収納を見直して気がついたこと

収納 見直し先日、息子(小一)の洋服・学用品の収納スペースを見直しました。

息子は毎日学校から帰宅すると、ランドセルはリビングに投げっぱなし、ジャンパーや手袋は脱ぎっぱなしの状態。声掛けしないとほぼそのままです。さらに翌日の持ち物の準備に取り掛かるまでの時間が長すぎるんです。

なぜやらないのか?なぜできないのか?毎日同じことを繰り返し注意していると、本当にうんざりしてきます。男子ってみんなこう?一年生ってこんなもの?うちの子だけこうなの?というイライラと不安。

このままでは私もストレスが溜まる一方、息子も怒られる毎日。何とかしなければ!と思い、息子の洋服・学用品の収納スペースの見直しを図る決意をしました。

お子さんの学用品の収納に悩んでる方の参考になればと思います!

備え付けの○○スペースという落とし穴

収納 見直し我が家では、リビングの隣にある洋室のクローゼット内に、ランドセルや学用品を収納するスペースがあります。さらにリビングの一角には学習机が備え付けられていて、リビング学習がしやすい環境が整っています。

これは、我が家のハウスメーカーが採用しているこども導線(「効率よく」「続けやすい」子どもたちを「規則正しい習慣」に導くための動線計画)というもので、建売住宅を購入する際の決めてのひとつになりました。

リビングはなるべくスッキリさせたいから、ランドセルは置きたくないと思っていた私。隣の部屋のクローゼット内にランドセルをしまい、引き戸を閉めてしまえば見た目はスッキリします!私としては満足だったんです。

しかしランドセルを置くのはリビング隣のクローゼット。宿題をするのはリビングの学習机。たかが数メートルでも往復しなければいけないのは、息子にとっては面倒くさいのかも?と気づいたんです。

せっかく学用品の収納スペースが備え付けられているんだから、ランドセルはここに置かないと!という思い込みに私がとらわれてしまっていました。一般的には理想の動線かもしれないけど、息子に合うとは限らない。

息子にとっての使いやすい収納場所はどこかと考えなければいけなかったんですよね(;´・ω・)

お子さんによっては、ここにしまってねとお願いしたとおりにしまってくれる子もいると思います。2歳になる娘はそういうタイプですね~。息子の場合は違うようです!

子どもあるある?洋服のしまい方

息子の洋服もまた、リビング隣の洋室に置いていました。引き出し付きのハンガーラックに収納していました。普段から、自分の洗濯物をたたむところまでは、本人もよく手伝ってくれるんです。

ただ、息子は引き出しに洋服をしまうのがとても苦手!とにかく突っ込む!せっかくキレイにたためても押し込む!たたんだ服を手前におくので、当然取り出す時は手前から取り出し、同じ服ばかりを着てしまうという悪循環!

引き出しには奥からしまうんだよ、洋服は立ててしまうんだよ、といくら声がけしても、なかなか定着しません。

確かにこの収納も、ちょっと低すぎるかな?引き出しが深すぎるかな?もしかして使いづらい?という懸念はあったんです。

すると息子がポツリ…「服もぜんぶこっち(リビング)に置きたい!」

どうやらランドセルだけでなく、洋服もぜーんぶ隣の部屋に取りに行くことすらめんどくさい様子。こうなったら…最終手段!これ以上ない!というくらい最善の収納スペースを息子に譲る決意をしました。

息子のモノはリビングに一箇所収納

○ランドセル・学用品収納の見直し

収納 見直しまず、ランドセルは学習机のすぐ隣にある備え付けのテレビボードの上に置くことにしました。これまでクローゼット内に置いていた教科書も、学習机に移動することに。

①帰宅したらテレビボードにランドセルを置く
②給食袋や連絡袋を出す
③すぐ隣の学習机で宿題をする
④宿題や連絡帳のチェックをし、親が押印する
⑤学習机で筆箱の鉛筆を削る
⑥翌日に使う教科書をランドセルにしまう

もうこれ以上はない最短の導線!帰宅~翌日の持ち物準備まで、あちこち歩き回ることなく一箇所で済むことになります。

洋服・身の回り品の収納の見直し

収納 見直し

  • 学校指定の体操着
  • 冬用のトップス・ボトムス
  • 下着・靴下
  • ハンカチ・ティッシュ・マスク
  • 手袋・帽子

これらをテレビボードの引き出しに一箇所収納しました!これまでは娘のおもちゃを収納していたのですが、これを機におもちゃ収納も見直すことにします。

洋服・身の回り品もまた、これ以上ないベストな収納場所だと思います。ここまで譲歩したのだから、息子には自分からすすんで身支度をしてもらわないと困ります!!笑

面倒くさがりな息子に合った収納方法

今のところ息子にとっては『一箇所収納』『出しっぱなし収納』『ざっくり収納』が合っているようです。

今回は息子の希望もあって、リビング収納のゴールデンゾーン(テレビボードの引き出し)を息子に譲りました。でもこの収納方法をずっと続けていくつもりはありません

最小限の動線で済むよう見直したことで

  • モノは決められた場所に置く
  • 自分のモノは自分で管理する
  • 自分からすすんで準備をする

この3つを息子にはまず徹底的に身につけてほしいなと思います。

子どもの収納を見直して気づいたこと

整理収納を学んでから、何度も子ども部屋のおもちゃ、学習机に置いている文房具類、学用品の収納を見直してきましたが、実はいまだにしっくりきていません(;´・ω・)

やはりどこかで、親(私)の先入観があったり、ここの収納スペースにはこれをしまわなきゃね、といった思い込みがあるんだと思います。

特にリビングといった共有スペースだと、子どものモノばかり置くわけにはいかないですよね。見た目をスッキリしたい親の気持ちと、子どもに分かりやすく使いやすい収納の兼ね合い…むずかしいです!

ただ、ガミガミと片付けなさい!あーしなさい、こーしなさい!と言ってしまう前に、まずは子どもにとって使いづらい収納になっていないか?と考えてみること、そして見直してあげることは大事だなぁと思います!

方眼ノート1Dayベーシック講座

方眼ノート1Dayベーシック講座
頭がいい人=成果を出している人が使っている思考整理術を6時間でインストール!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です