相手の人生を体感し、自分を育てるワークショップ『育自の魔法』体験レポ
7月7日(土)七夕の日、青森市で行われたワークショップ『育自のための小さな魔法 Part1&Part2』に参加してきました。
青森で、このワークショップを開催できるファシリテーターとして活動されている、横浜町在住の高坂 優子さん(ゆうちゃん)と、ちえの実オーナーのひろみさん。お二人ともご縁があり、近頃親しくさせていただいてます!
この日は、なんと『育自の魔法』が誕生した記念すべき日だったらしく(パチパチ)、Part1~Part2を同日開催しちゃお~ということでした。
今回は、このワークショップの感想について書いてみたいと思います。
育自のための小さな魔法とは?
『育自のための小さな魔法』は、すべての人が、その生き方に自信と誇りをも持ち輝くことのできる社会づくりのために生まれました。
ほんのひととき「自分を大事にする」時間を持って欲しい、「子育て中のお母さんを元気にしたい」いう想いから始まったこのワークショップは、お母さんから、そのご家族、地域へと、自分を育みたいすべての人を応援するプログラムになっています。
「育自のための小さな魔法」は1回2時間のワークショップで、3つのプログラムで構成されています。
《Part1》
自分の人生を語る~過去の自分とつながる
《Part2》
自分の好きを語る~今の自分とつながる
《Part3》
自分の未来を語る~自分の未来を創造する
このシンプルなプログラムの中には、自分を大切にすることを思い出させる小さな魔法の仕掛けがちりばめられています。
《Part1》自分の人生を語る
午前中に開かれたPart1には、ファシリテーターを含めて6人が参加しました。
まずは自己紹介を兼ねて「私は、~である」という文章を書くワークをしたり、自分のこれまでの人生をグラフ化し、自分の人生について語ります。
そして、他の参加者の人生についても、ひたすら聴きます。そのあと、お互いに感じたことシェアしたり、相手のいいところを褒めあいます。
文字にするとシンプルですが…これ、なかなかハードルが高かったです!
自分のことは自分が一番わかっていると思っていましたが、いざ言葉にしたり人に伝えようと思ったら、なかなかできない…。意外と、自分のことをよく知らない?いかに視野がせまいのか、気づかされました。
自分に対して視野がせまいということは、人を見るときも視野がせまい=視点の数が少ないということ。
自分の生まれ育った環境や、育つ過程でかけられてきた言葉によって、自分の中につくられた思考癖(セルフイメージ)の中でしか、相手を見られていないということ。
あれっ これって…!そう、マザーズコーチングにも共通するポイントです!やはり、視点の数だけ、自分に対しても相手に対してもコミュニケーション力が高くなることは、間違いありません。
そして、相手の人生を聴いていても、その日その時の感情や状態によって、人生のどこにフォーカスして話すのかが変わるというのを実感しました。辛い部分を中心に語る人もいれば、今が一番楽しいと言える人も。
それは正解もなければ、いい悪いもないということ。いま私はどういう状態か、までわかってしまいます。
そしてどんな内容であっても、相手の人生を聴くということは、相手を深く知ることができ、自然と相手を好きになる魔法のような気がしました。
終わってみれば、初対面の方とももっと話してみたい!とワクワク。そして皆さん、本当にいい笑顔(^O^)
自分の人生を語ることは、自分と向き合うこと。それを人に伝えることは、自分を肯定することにつながる!そう確信しました。
《Part2》自分の好きを語る
お昼休憩をはさみ、まったりムードの午後は、ファシリテーターのお二人と私の3人のみ。
Part2は自分の好きを語る、でした。あらかじめ、自分の好きなモノを持参してくださいと言われていたので、私はあるモノを身に着けていきました♪
ここではあえて控えますが…今回の私の”好きなモノ”についていざ自分で語ってみると、普段なかなか言う機会がないこともあり、少し恥ずかしい気持ちもありました。
でも私にとっては切り離せないもので、改めて私この気持ちを大切にしたいと思ってるんだな~と感じられて、なんだか嬉しくなりました。
子育てしていると、どうしても子ども中心に行動し、些細なことも自分軸で選択できない場面が数多くあります。自然とそうなってしまうのが母親ですが、その状態が続くと、自分の”好き”の感覚がわからなくなったりもします。
だからこそ、いそがしい毎日にこそ、自分の”好き”を感じられる工夫と、その時間をつくることが必要なんだと思います。
それにより、妻でも母親でもない、個性を持つひとりの女性として、自信と誇りを取り戻すことができる。そして、自分をもっと好きになる、自分で自分をシアワセにできる。
そんなママの影響を受ける子どもは、自然と自己肯定感が高まるのではないでしょうか。大げさではく、そんな可能性まで感じるワークショップでした。
まとめ
自分のことを話し、客観的に自分を知る。相手の話を聴き、新たな視点をもち、お互いの人生を体感し合いながら自分を育てていく、育自。
このワークショップには育自のための魔法がたくさん詰まっていました。
人が抱える悩みの大半は、人間関係だと言われています。
家庭、学校、友人、職場などで苦手だな~と感じているあの人のことも、相手の人生を聴くことで感じ方が変わるかもしれません。
さまざまなコミュニティで、『育自の魔法』が取り入れられたら…想像するだけで、楽しいですね!
一度きりじゃない、何度受けても新しい発見ができるこのワークショップを、一緒に体感してみませんか?
ゆうちゃん&ひろみーママが、あなたの参加をお待ちしています♪