起業家必見!『学び・気づき・仲間』が得られるドリプラ相互支援会
ドリプラってご存知ですか?正式名称は、夢(ドリーム)プランプレゼンテーション。
10年前からドリプラ世界大会が東京で始まり、そこから地方に広がっていったそうです。今では、ウーマンドリプラや、こどもドリプラもあるんだとか。
青森ドリプラは2011年から毎年開催されていて、今年で8回目。地方で一番長いのが、青森県なんだそうですよ!
私は、市内に掲示されているポスターを目にしたり、Facebookを通してイベントの存在は知っていましたが、観覧に行ったことはありませんでした。
今年から相互支援会の内容を昨年までと大きく変え、起業家が無料で学べる場にすると聞いたので、初回の支援会にオブザーバーとして参加させていただききました。
いまいちドリプラの仕組みを知らない私が、相互支援会に参加して得た学び・気づきについて書きたいと思います。
ドリプラとは?
夢(ドリーム)プラン・プレゼンテーション(略称・ドリプラ)は、誰もがワクワクする感動と共感の体験型プレゼンテーションです。
事業の価値を説明するのではなく、その事業が社会に広まったとき、どんなシーンが起こるのかを体験してもらうイベントです。
プレゼンというより、ドラマや映画を見ているような感じで、観客の心を震わせるものになっています。
プレゼンターは10分間という限られた時間のなかで、
・最高の価値の体験(自分の夢が叶ったときに、自分の周りや社会がどうなっているか)
・あきらめない理由(なぜ自分がその夢を叶えたいと思っているのか)
を伝え、見ている人たちに大きな感動と共感を与えます。その結果、多くの協力者を集めることができるようになります。
ドリプラ相互支援会とは?
今年度は、4~8月にかけて月1~2回の相互支援会が開催されます。
ドリプラの活動に共感し、応援したい方はオブザーバーとして誰でも参加することができます。起業家はもちろん、会社員だって、主婦・学生だってOK。
プレゼンターは決められた4ヶ月の間、さまざまな壁や条件、制約がある中で自分の夢を明確化し、プレゼンを作り上げていきます。その成長する過程を共に体験することで、参加した人それぞれの立場で学びと気づきを繰り返していけるプログラムになっています。
さらに今年は、「あおもりビジネス実践塾」の講師・かりやコージさん(かりやん)が毎回参加し、起業家にとっても学べる講義をします。起業家にとっては、公開講座と組み合わせることで、より深く学べる無料の1Day勉強会といった内容になっています。
第1回青森ドリプラ相互支援会
会場の雰囲気
参加することを決めたものの、かりやん以外は、直接的な知り合いはいませんでした。
ただ、Facebookで共通の友達が多い方や、過去のプレゼンターで既に青森で活躍されている方々も多かったので、私が一方的に知っている人は何人かいらっしゃいました。
ドキドキしながら会場に入ると、受付の方にいきなりハイタッチを求められ(;゚Д゚) さすがに驚きましたが、会場全体が『初めてなんて関係ないよ!来てくれてありがと~♪』というウェルカムな雰囲気。そして何より、見渡すかぎり、みーんな笑顔!
年齢や立場など関係なく皆がニックネームで呼び合うので、初参加でも一気に距離を縮めることができたんだと思います!
初対面の私にも、個別に名刺を持ってご挨拶にきてくれたり、オブザーバー参加することになった経緯を聞かれたりと、気づけばアウェー感は全く感じなくなっていました。
相互支援会の流れ
今回は、ドリメン講座(ドリプラとは/相互支援について/感動と共感のプレゼン/相互支援会の過ごし方)といったドリプラの理念や相互支援会についての説明が中心でした。
その中で、さまざまな立場で青森ドリプラに関わっている方々のお話を聴くことができました。
- 2017年世界ドリプラ・青森ドリプラのプレゼンターかつ2018年実行委員長・菊池暢晃さん(ノブさん)
- 2011年世界ドリプラプレゼンターでlove aomori project 代表のフリーアナウンサー・後藤清安さん(ごっちゃん)
- 歴代プレゼンター・津村征広さん(つむちゃん)
ノブさん、ごっちゃん、つむちゃん、過去のプレゼンターそれぞれの想いや体験談を聞くことができて、それまでに抱いていたドリプラのイメージがガラリと変わりました。ノブさん、つむちゃんは生でプレゼンをしてくれました!
何度もプレゼンを観ているスタッフたちであっても、毎回「共感」し「感動」し、涙を流していました。私ももちろん号泣!あぁ、ここは感情のままに泣いてもいい場所なんだ、とわかり、嬉しかったです。
後半は、今年のプレゼンターによる3分プレゼンが行われ、参加者みんなでメンターカードを書き、振り返りタイム。
10時半~18時と長丁場でしたが、とても充実した濃い時間となりました。というか頭がパンクしそうでした。笑
相互支援で得た『学び・気づき・仲間』
学び
①プレゼンは動画で見るのと生で聴くのは全く違う
…プレゼンターの声の抑揚や表情を目の当たりにすることで、想いがよりストレートに伝わってくる。
②どんな幸せがあるのかを伝える
…自分が○○をしたい、○○になりたいという夢があるとアピールするのではなく、夢を実現することで『誰がどんな風に幸せになるのか』。動画の主人公が成長していくストーリー仕立てにすることで、その人の未来を描く。
③サービスではなく、価値を伝える
…サービスはあくまでも機能である。プレゼンでは、サービスを伝えるのではなく、価値を伝えること。価値とは、誰がどんな風に幸せになるのか、その人の人生を描くこと。これは経営者も同じ!
④プレゼンは疑似体験
…プレゼンを観ることで、気持ちが動く→動画の主人公がどう成長していくのかストーリー仕立てにすることで、共感してもらえる。
⑤ほかの人じゃダメな理由がある
…その人の人生や、人との関わり方によって、自分がやらなきゃいけない理由があるはず。それが『あきらめない理由』となり、説得力がうまれ、信憑性が高くなる。
⑥仲間・支援者をつくることが大切
…自分ひとりではあきらめてしまうことも、仲間がいれば頑張れる。経営者も同じ、ひとりであってはいけない。お互いに助け合うことで、たくさんの仲間とのつながりをつくることができる。
気づき
相互支援会では、子連れでの参加が可能です。でも私はこの日、子どもたちは連れていきませんでした。
いくら子連れOKと言われても、学びの場とお酒の席に自分の子どもを連れていくことが私は好きじゃないので、今回も迷わず一人で参加しました。
当日は、ドリプラスタッフの子どもたちがたくさん来ていました。会場の一角にスペースを設け、子どもが遊べるようにしていました。1~2歳の赤ちゃんから、小学生高学年の子もたくさんいました。
驚いたのが、子どもたちが大きな音を出したり歩き回っても、誰も注意しないんです。親が放置しているという意味ではなく、子どもたちが自由気ままにして、騒いでもOKなんです!
声が聞こえづらかったら、サッとマイクを使う。静かにして、なんて誰も言いません。オムツ1枚でウロウロしても、アハハ可愛い~とみんな笑うんです。
もし自分の子だったら…私は、静かにしなさい!と叱ったり、どうして服脱ぐの~着なさい!とハラハラしていたと思います。周りに迷惑かけちゃダメだ、という私の思い込みで、子どもたちを押さえつけようとしていたでしょう。
また、自然と大きい子たちが小さい子の面倒をみてくれて、学生スタッフが外遊びにも連れて行ってくれていました。こんな学びの場があるなんて!と本当に衝撃でした。
本当の子連れOKって、こういうことなんだ。親じゃない大人と関わるって、子どもたちにとっては必要で、とっても大切なことなんだ。すごく嬉しかったと同時に、自分の子育てを反省するキッカケにもなりました。
だって子どもたちは意思のまま行動しているだけ。大人ももっと自由でいいんだよ、って言われているようでした。
- 子どもに気を取られて学びに集中できない
- 子どもが飽きてグズグズになる
- グズグズの子どもにイライラしたくない
と思っていた私ですが
- ドリプラは本当の意味で子連れOK
- 大人が楽しんでいれば、子どもにも伝わる
- 聞いていないようで、大事な部分を子どもは聞いている
- 子どもはみんなで育てる
ということに気づくことができました。機会があれば、我が子も支援会に連れて行ってみようと思います♪
仲間
初めは、ぼっちだったらどうしよう…と不安に思いながら参加しましたが、終わってみればすっかりドリプラ仲間になっていました。
ここにきている方は、大人が夢をもつこと、夢を語ることに批判や否定をすることはありません。「いいね~♪」と言ってくれる人たちばかりです。
普段なかなか出会うキッカケのない職種や立場の方とも知り合うことができます。
2日目も、1日目とは違ったメンバーが参加していたようです。こういったつながりを持つこと、仲間づくりは起業家にとってはとても大切だなぁとしみじみ感じました。
まとめ
私がもともと感じていたドリプラのイメージは、あまりいいものではありませんでした。夢があってキラキラした人たちが集まり、内輪で盛り上がっているような印象。
夢や目標がない(持てなくなっている)大人からすると、キラキラしてる人を見るとザワザワするんです。自分とは違う世界の人たちだって、距離を感じてしまうんです。卑屈になってしまっているというか。
でも、相互支援会に参加して、まったくイメージが変わりました。みんながみんな、仕事も家庭も順調で夢や希望にあふれているわけではありません。
辛い経験や、苦しんだ過去があり、それでも叶えたい想いがあるから努力してるんです。自分じゃなく、誰かのため、地域のため、未来の子どもたちのために貢献したいと思えるから、あきらめずがんばれるんです。がんばっているから、キラキラして見えるんです。
こうした夢を語るまでの過程を知らないから、よそから見ると、この人は夢があってキラキラしていていいね~と思われてしまうのかもしれません。
ひとりひとりと関わり、夢を描くまでの過程を知り、想いに共感するから支援したいと思うし、仲間になっていくんですね。相互支援会に参加して、やっと気づくことができたので、参加して本当によかったと思っています。
私は起業したばかりで、まだビジネスの進め方を学んでいるところ。『夢』や『伝えたい価値』を明確化するまでには至っていませんが、ドリプラ仲間の皆さんから刺激を受け、学び、成長していきたいと思います。
そして、私にできる支援はどんどんしていきたいと思います。
青森ドリプラ2018の相互支援会は、8月まで毎月行われ、都合のいい時だけ参加することもできます。起業家にとっては必要なこと・大切なことが無料で学べる、大チャンスです!
- 夢をもつ大人を応援したい方
- 子どもに夢をもってほしい方
- 起業家、これから起業を考えている方
ぜひ青森ドリプラ相互支援会に参加してみませんか?楽しい仲間が「笑顔」で迎えてくれますよ♪