ファミ片2級受講の感想|子どもに寄り添う仕組みづくりと関わり方
整理収納アドバイザー橋口真樹子先生による講座2日目は、念願の!『親・子の片づけインストラクター』(通称ファミ片)2級認定講座でした。
ファミ片では、子どもの片づけに特化して整理収納の正しい知識と、子どもへの関わり方を学ぶことができます。
今回は、ファミ片2級認定講座の感想をお伝えします!
親・子の片づけインストラクターとは?
- 片づけをツールとして悩める親子の力を引き出す家庭内の指導者としての資格
- 自分を含めたすべての人が、自立した存在として自分らしく活躍できる社会をめざし、そのための相互理解のあり方を家庭から伝え広めていく存在です。
親・子の片づけインストラクターは片づけに必要な知識とスキルを持ち、相手に寄り添える人間力を磨き、幸せな人生をデザインできる自立した個人として家庭から社会を変える存在です。
ファミ片2級認定講座
「親が変われば、子どもが変わる」
子どもの片づけに関して整理収納の正しい知識を学ぶ事で、うまくいかなかった原因と改善方法が明確になります。 受講後、家に帰ってすぐに実践できるようになるための講座です。
片づけで育まれる「生きる力」
- 「選択力」「想像力」「習慣力」で人生をデザインする
- 「整理で身につく選択する力」
- 「意味ある収納を想像する力」
- 「定位置決めで生まれる片づける習慣」
- 子どもが片づけてくれない理由
- 片づけにおける親の本当の役割
子どもにとっても片づけやすい家にする
- 整理収納フローチャート
- 仕組みづくり7つのステップ&6つのポイント
- 子どもの物を整理するときの基本ルール
- 整理にかかせない「わける」スキル
- ゾーニングピラミッド:片づく定位置決めの手順
- アイテム、場所別の収納実例
片づいた状態を維持するための関わり方
- 関わり方の基本
- 子どもの年代別関わり方のポイント(乳児~高校生)
- 子どもが片づけてくれる声かけ
- わが家の「ちょうどいい」をみつける
ファミ片2級を受講したきっかけ
整理収納アドバイザー1級を取得するにあたり、整理収納の理論やスキルは学びましたが、いざ我が家に当てはめてみても、なんだかうまくいかない…と感じることがありました。
特に子ども部屋に関しては、学んだとおりにこれだけ仕組みづくりしているのに、興味を持ったのは一瞬で、ちっとも片づけてくれない!どうして?!と、アドバイザーになってからの方が、子どもに対してモヤモヤを感じることが正直増えました。
そして先日のこと。相変わらず散らかっている息子の部屋をみて、私はため息。
「片づけないせいで大切なオモチャをなくしちゃったら、どうする?」と質問すると、息子の返事は「宝探しだね♪」でした。
ああ、私にはない感覚。
息子は、オモチャを出しっぱなしでも困っていない。むしろ遊びたいときにすぐ遊べるし、2階の自分の部屋だから他の家族に迷惑をかけるわけでもない。そもそも片づける理由がない!
息子は片づける必要性を感じていない上に、片づけてほしい理由もすべて私の都合ばかりでした。
年齢的にも子どもが散らかすのは当たり前で、親の都合で一方的に片づけさせるのではなく、子どもが自ら必要を感じて自主的に片づけられるようにならないと、おしつけても意味がない。
この関わり方こそが、私に足りないところ。学ぶべきポイントだと気づきました。
ファミ片2級で得た気づき
なぜ子どもに片づけてほしいのか理由を考えてみると、ほとんどが私の都合や価値観によるものでした。
しかしそれは家事の大半を担い、しつけをする母親としては、当然のこと。
片づいている方が見た目がスッキリして気持ちがいい。掃除がしやすい。探しものをする時間がなくなる。忘れ物をしなくなる。自分のモノを自分で管理できるようになってほしい。片づける習慣をつけさせたい。
この親の想いは、残念ながら子どもには届いていないそうです。子どもは、片づけなさい!ってガミガミ怒られるから仕方なく片づけるだけ。
でも、よくお手伝いはしたがるし、息子の場合は片づけそのものは嫌いではない様子。去年、こども収検4級を受講してから、今でも得意気に学んだ内容を口にしています。
じゃあ、親の想いを伝えるには?
子どもが片づけたくなる仕組みづくりって?
仕組みを維持できる関わり方って?
…
ファミ片2級講座は、リアルに何度も頭を抱えてしまったくらい、グサグサ刺さる内容ばかりでした。関わり方に重きをおいた1級を受講したら、私はどうなってしまうんでしょう?笑
私に足りていなかったのは、子どもに寄り添うこと。
学んだ理論や理想をおしつけて、片づけられる子にしたかったのかもしれません。本当に、ファミ片を受講してよかった…。今回のファミ片2級で学んだことを我が家で実践し、まずは我が家の片づけバトルを減らしたいのが本音です。笑
まとめ
講座の最後に流れた写真とメッセージだけのシンプルな動画が、とてもグッときて涙が出ました。そして、大切なことを思い出させてくれました。
子どもが散らかすのは当たり前!
整理収納を通して伝えたいのは、いつもキレイでモデルルームのような状態を維持する方法ではなくて、子どもが散らかして家中ゴチャゴチャしても、すぐに片づく仕組みづくりの大切さ。
ここを忘れないよう、まずは我が家から見直していきたいと思います。
そして、同じ悩みを抱えるクライアントにも伝えていけるよう、さらに学び続けたいと思います。
橋口真樹子先生がファミ片設立に関わるきっかけになった著書『ひと声かければ5分で片づく! 子どものお片づけ』
整理収納アドバイザーはもちろん、子育てママの味方となるオススメの一冊です!
ぜひ読んでみてくださいね♪