自分らしい働き方とは?娘の転園を決めたワケ
先日、娘が一年間弱お世話になった幼稚園を退園しました。
手厚い保育環境の園をわざわざ辞めてまで、働きながら一般的な幼稚園への転園を決めたのには、いくつか理由がありました。
自分でもいい経験になったなぁと思うので、シェアしたいと思います。
保育申請~こども園に入園するまで
一年前、個人事業主になることを決意した私は、ダメもとで当時2歳になる娘の保育申請をしました。
フリーランスは審査が厳しいようなウワサも聞いていたので半ばあきらめていたのですが、ありがたいことに4月からこども園に入園することができました。
☑学区内にある
☑園で手作りの完全給食
☑お預かりの子にも帰りのバスが出る
大まかな決め手となったのが、この3点。正確には、せっかくマイホームを購入したので『学区内がいいんじゃないか』という夫の意見を取り入れて園選びをしたところ、入園できるのがこの園しかなかった、という感じです。
この『学区内で』という何気ない夫の意見が、後々私を迷わせることに…。
入園~幼稚園での娘の様子
それまで同年代の子との触れ合う機会がほとんどなかった上に、人見知りがひどかった娘。集団の中では固まってしまい、自分からお話できないタイプ。朝や帰りの挨拶も、ボソッとつぶやく程度で… 園生活に慣れるまで、しばらく時間がかかりました。
数ヶ月経ってから、ようやく幼稚園での出来事も話してくれるようになりました。少しずつ楽しく通えてるかな?と安心しつつも、いろいろと迷いも出てきたのです。
そこの園は、親が参加する行事が保育園並みに少なく、働くお母さんにとても人気でした。
ただ私は毎日遅くまでフルタイムで働いているわけではないし、なんだか物足りないな、もっと子どもの成長を間近で見ていたいな、という思いがどこかにあったんです。
あとは他の保護者と会話する機会もほとんどないので、私自身が園に馴染めていない感があり、常にアウェー感がありました。
転園を考えたキッカケ
このアウェー感というのが、私には大きかったんです。
保育内容は申し分ない、預けるには最高の環境!だけど、預けられればそれでいいの?私が抱えているモヤモヤは、どこからきているのか考えてみると、常に長男が卒園した幼稚園と比較していたことに気づきました。
長男が卒園した幼稚園は、かなり小規模園で、園児が少ないからこそ先生も保護者もみーんな顔見知りでアットホームなのが魅力。行事が多い分、親の出番もそれなりにあるけれど、保護者みんなで協力して、お互いに子どもたちの成長を見守って…園独自の取り組みが多く、いろいろな経験をさせてくださいます。
何より私も通っていた思い入れのある園。そうか、あそこが私にとってホームなんだ…。
転園の決め手となったコーチ仲間からの質問
転園したい。本心はそうだけど…
☑わざわざ学区外に転園しなくても…
☑やっと馴染んできたのに、また環境変えるの?
☑このままでいいんじゃないか
☑仕事のことを考えたら、預かり環境が整っている方を選ぶべきじゃ?
何度も自問自答していました。でもでも、だってだって…と。
その話を、コーチ仲間のいくみさんに相談しました。すると…
「京子さんさ、その気持ち、旦那さんに伝えてみた?」
私はそこで、ドキッとしました。つ、伝えてない…。というか、伝えて反対されたらどうしよう。どうせ反対されるに決まってる。と勝手に思い込んで、ひとりで悶々としていただけ…。だって、最終的に園選びの決め手になったのが、『学区内の園でいいんじゃないか』と夫に言われた言葉だったから。
いま振り返ってみると、さっさと言えばいいじゃーん!って思えるけれど
私なりにいろーーーんなこと考えて、迷って迷って決断したこと。サラッと流されてくなかったし、理解してほしかったからこそ、勇気を出せずにいました。
でも、いくみコーチからのたった一言の質問で、冷静に伝えてみよう、転園したい理由をきちんと説明してみよう、きっとわかってくれるはずと夫を信じてみることにしました。
思い込みをなくしてみたら見えたもの
数日後、実はね…と転園したいと思っていることを夫に切り出してみました。
すると、返ってきた返事は「○○(娘)が嫌がらないならいいんじゃね?」「あと仕事が大丈夫なら」でした。
あれ?学区内とかナントカって…え?ってなりました。笑
夫の何気ない言葉に囚われて悩んでいたのは何だったんだろう!?しかし、夫の言う通り。本人の気持ちが一番大切。そして今よりは時間の制約もでてくるので、仕事に費やせる時間も減ってしまうのも事実。
それでも私はマザーズコーチングを学んでから、子どもにとって幼少期の親との関わりの大切さを実感しているからこそ、いまは仕事より子どもとの時間や家庭を優先したい。
仕事でやりたいこともたくさんあるけれど、まずは自分と家族を大切にしながら、楽しめる範囲で仕事をしていこう。限られた時間で小さな目標を立て、今できることをコツコツやっていこう。その小さな積み重ねが、いつか自信や実績につながっていくはず。
未来に向けた質問を!
ぐちゃぐちゃよりは、整っている方がいい。
汚いよりは、キレイな方がいい。
つまらないよりは、おもしろい方がいい。
苦しいよりは、楽しい方がいい。
イライラするよりは、ワクワクする方がいい。
自分が素直にいいと思える方を選択していこう。 『誰かにこう言われたから』でなく、自分の心の声をしっかり聞いてあげよう。納得して出した答えを信じていこう。他人軸じゃななく、自分軸で。自分はどうしたいのか、自分が楽しいかどうか。
どうせ自問自答するなら、未来に向けた質問をしてみよう!
自分らしく生きるために!
もっと笑顔でいられるように!
働き方も人それぞれ。改めて、私が自分らしく笑顔でいられる働き方で、私だからこそできるサポートをしていきたいと思います。