絵本作家のぶみさんの講演会 in青森|親子が一緒に楽しむこと
4月28日(土)に行われた、あおもりこどもわちゃわちゃフェス(以下わちゃフェス)に子どもたちを連れて参加してきました!
わちゃフェスのメインイベントは、絵本作家のぶみさんの講演会。私がわちゃフェスに参加を決めたのは、以前行われたクラウドファンディングで支援をさせていただいたのがキッカケでした。
のぶみさんのイラストが大好きな私!そして、現在Eテレで毎週火曜日に放送されているアニメ『ウッチョパス』が大好きな子どもたち!どんな講演会になるなのか、とても楽しみにしていました。
今回は、わちゃフェスで行われた、のぶみさんの講演会についてレポートします!
会場の雰囲気
会場では、床には大きなブルーシートが敷かれ、ステージ上には特大のビーチボールが3つ。この時点で子どもたちは何が始まるのか、興味津々!
すでに来ていたスタッフの子どもたちに混ざり、さっそく鬼ごっこが始まりました!子ども同士、誰とでもすぐ一緒に遊べちゃう感じ、いいですよね♪
2歳の娘は家の外ではおとなしいタイプなのですが、走り回るお兄ちゃんたちに刺激され、一丁前に混ざって遊んでました。学生スタッフでしょうか、若い子たちが見守りながら一緒に遊んでくれて、とても助かりました♪
会場内では他に、のぶみさんへのメッセージを書くコーナー、サイトウパピコさんのドットアート展示・体験コーナー、のぶみさんの絵本やわちゃフェス限定のオリジナルTシャツの販売コーナーがありました。
のぶみさんのサイン
ひと通り見渡すと、ステージ横に人だかりが!のぶみさんのサイン会が始まっていました。
事前にチケットを購入していた人は、講演会が始まる前からサインしてもらえるようで、私もさっそくウッチョパスの絵本を引き換え、列に並ぶことに。
ここで、のぶみさんのサイン会の特徴を♪
- 子どもと親と会話しながら
- 兄妹みんなの似顔絵と名前つき
- キャラクター入り(今回はウッチョパス)
- ジャンケンに勝ったらバッジをプレゼント
順番が来たときには、走り回りすぎて暑い暑いと言いながらTシャツを脱いでいた息子。。のぶみさんも「裸の人とジャンケンするのは初めてだ」と言っていました。。そりゃそうだ笑
サインを書いた絵本をかぶせてジャンケンすると、子どもたちが必ず勝てる魔法が!負けず嫌いの息子は、ジャンケンに勝ったことに大喜び!そして一緒に写真撮影~最後は握手をしてくれました(^O^)
のぶみさん、ありがとうございました!
のぶみさん講演会
13時~始まった講演会。
- 絵本の読み聞かせ
- 水蒸気の空気砲
- 風船割り
- 巨大ビーチボール遊び
- ブルーシートの下に敷かれた巨大な紙に落書き
- 紙で作った服を着たのぶみさんに落書き
- 巨大な紙の下にもぐってわちゃわちゃ…
- 落書きした紙を破ってわちゃわちゃ…
などと、盛りだくさん!読み聞かせでは、座って聞くものもあれば、絵本の内容に合わせてカラダを動かす本も。座りっぱなしにも動きっぱなしにもならないよう、参加者が飽きないような工夫が随所に見られました。
何より、のぶみさんは子どもへの接し方がうまい♪子どもがおもしろがるポイントをよくついているな~と感心しました。座ってほしいときは、3・2・1手をパンッ!と叩いたら座ってね、とか。
オンオフの切り替えがうまくて、ぶっきらぼうな言葉づかいをする子がいても、華麗にスルー!私は口の悪さにいちいち反応してしまうタイプなので、見習おうと思いました。笑
そして、優しい気遣いも忘れません。そこに赤ちゃんいるから~だよ、とか、小さい子たちに気をつけてね、とフォローも忘れません。当たり前のことかもしれないけれど、実際に子育てしている父親だからこそ気づけること。我が子が泣いたりぐずったらどうしよう、と不安にならなくていいんだーと思えました。
子どもが楽しんでるのはもちろん、おとなも歓声をあげたり、夢中になってボールを追いかけたり、楽しんでる!会場全体の一体感みたいなものを感じました。
読み聞かせの感想
のぶみさんの絵本は、子育て中のあるある話だったり、子どもが大好きなネタがたくさん詰まっています。読み聞かせでは、声のトーンやタイミング、声色を変えるので臨場感があり、のぶみさん自身が突っ込みながら読み進めるので、誰もが釘づけになってしまいます。
そして、どの絵本にも共通するのが「大好き」というメッセージ。
どんなにおもしろい設定のお話でも「おかあさん大好きだよ」「あなたのことが大切よ」という想いが伝わってきました。それは親子だけじゃなくて、動物だったり、友だちだったり、モノに対してだったり。
その部分を読んでいると、ワーキャー笑っていた子どもたちも、一瞬シーンと静まり返るんです。大事な部分は、子どもたちにもしっかり伝わっているんですね。何度も何度も、グッときてしまいました。
すでに発売されているもの、これから発売されるものも含め、いろんなジャンルの絵本を読み聞かせしてくれました。のぶみさんの絵本は、何度も読みたくなる何かがある。のぶみさんが読み聞かせするからこそ伝わる何かがある。そんな気がしました。
講演会後のキモチの変化
帰宅するなり、さっそくウッチョパスの絵本を読みながらノートに絵を描き、絵本について語りだす息子。よっぽど楽しかったのか、しばらくのぶみさんの話題が止まりませんでした。
娘ももらったバッジをつけて欲しいとせがみ、うちょぱ~うちょぱ~と嬉しそうにしていました。
子どもたちと一緒に楽しんだ私も、いつもよりなんだかキモチに余裕が…。
あんな風に子どもと一緒に自分も楽しむ時間をもっと作ろう、とか、子どもたちにもっと読み聞かせしてあげようと、自然に思えるようになりました。
さっそく子どもたちと一緒に絵本を買いに行ってみます!
まとめ
のぶみさんの講演会を主催してくれた木下ちほさん。
一人でも多くの方にのぶみさんと出会って欲しい。そして子どもとの時間をもっと楽しんで欲しい。子どももおかあさんもおとうさんも、家族みんなが楽しい毎日をすごしてほしい。
彼女のそんな想いが、私にはしっかり伝わりました。ほかに参加された方も、きっと同じだと思います。
のぶみさんの講演会は、来年も、再来年も、10年間続くそうです。いま小学2年生と2歳の我が子も毎年成長していくし、私自身もお母さん歴を重ねることになります。
一年後は、どんな気持ちで読み聞かせを聴いているのかな。10年後は、どんな親子になっているのかな。そんなことを考えてしまいました。
のぶみさんの講演会には、毎年必ず親子そろって来る!こんな目標を持ってみたら、日々大変だなぁと思っていた子育てが、ちょっと楽しみになってきました。
のぶみさんパワー、偉大です(^O^)