【あおもりビジネス実践塾】起業家にとって重要な『自分の棚卸』とは?
かりやコージさん(かりやん)の【あおもりビジネス実践塾】4月の公開講座に参加してきました。
テーマは『価格競争に巻き込まれない!差別化できる!ビジネス構築の6つのステップ』。今回は、その中でも起業家にとって最も重要な『自分の棚卸』の部分についての学びをシェアしたいと思います。
起業家についてのワーク
- ビジネスがうまく行っている人
カッコいい起業家 ってどんな人? - ビジネスがうまく行っていない人
カッコよくない起業家 ってどんな人?
についてグループ内でアウトプットし、発表するというワークを行いました。
※この部分は別記事にします
起業家にとって重要な自分の棚卸
起業した人がまず初めにするべきなのは、自分の価値観・ポリシー(行動基準)・リソースを棚卸すること。
なぜ棚卸が重要なのか?→自分が大切にしていること(価値観)に、他人が共感するから。価値観がないと、ただサービスの機能の説明になってしまう。
すべての『原点』自分の価値観を知る
わたしが大切にしていることワーク
A「Bさんが大切にしていることは何ですか?」
B「○○○」
A「Bさんが大切にしていることは何ですか?」
B「×□△」
A「Bさんが大切にしていることは何ですか?」
B「☆▽◎」
:
この質問を3分間ひたすら繰り返す!というワークをしました。
初めは、わりと皆さんスラスラ出てくるんですよね。だけど10個も出ないうちに「うーん…何だろ」と悩み始めます。(私はもっと早い段階で詰まりましたが)
大切にしていること=価値観 なんですよね。かりやんが言うには、スラスラでてくることは普段から意識しているもので、考えて絞り出した答えこそ自分の原点であり、強く価値を感じているんだとか…。
※ちなみに私が大切にしていること↓
自分らしさ/笑顔でいること/家族との時間/自分の想いを伝えること/共感すること/自分の感情に素直になること/ウソをつかない/泣きたいときは泣く/仲間/思いやり/やさしさ/自信をもつこと/自己肯定感/経験をいかすこと
後から冷静に考えてみれば、これもあったな!というのが出てくるものですね。
わたしの『ほめほめ』シート
次に、自分が言われたら思わず「えへっ♡」となるような褒め言葉を思いつくだけ書いてみよう、というワークをしました。
どう褒めてもらえたら嬉しいか考えるなんて、こっぱずかしいですよね!でも、書いてみるんです。
そして書き出した中でベスト3を決め、グループ内でお互いに読み上げて褒め合い「ありがとう~!」とハグする!みんな変なテンションでやりきり、大爆笑の中ミッションクリアしました!笑
このワークの意味は何でしょう?
自分が言ってほしいことを求めている相手(お客さん)と相性がいいんだそうですよ!
リソースを棚卸しよう
人脈
時間と共に、自分だけではなく相手も変化するもの。
人脈を棚卸し、これまで出会った人(学生時代、家族や親類、社会に出てからの知り合い)に久しぶりに連絡を取ってみたり、最近知り合った人に強みや得意なことを聴いてみようというワーク。
私の場合、最近知り合った方の職業や得意なことはスラスラ出てくるのですが、学生時代の知り合いについては、パッと思い浮かばず…。もう少し時間をかけて整理したいと思います。
もっているものなど
自分のビジネスに必要な「スペース」や「物」を持っているかもしれない、実家に使えるものが眠っているかも、というワーク。
これも、深いですね~。自宅や実家を「ビジネスに使えるかも!」とうい視点をもって見直してみると、活動の幅が広がるかもしれませんね。
自分の強み
『私が努力、訓練することなく他の人より簡単にできてしまっているように見えることを教えてください』という質問を10人に聴いてみる、という宿題がでました。
SNSを使って一斉に聴くのではなく、できれば直接、または個別にメールという条件でした。期限は3週間以内。
さっそく私は友達にメールをしたり、ちょうど会う機会があった方に聴いてみました。いきなりこんな質問をされて困惑したと思うのですが、深い質問だね~と言いながらも、それぞれ答えてくれました。
10人集まったのでかりやんにメールをすると、『 まとめて書かずに、そのままの言葉で残しておいてね。』との返事が。
確かに、講座のときに「直接聴ける人は録音しておくのがベスト。録音は無理でも、自分でまとめないでそのまま書いてね」と指示された記憶がありますが、自分ではまとめた感覚はなかったので、一瞬あれ?と思いました。
が、私の解釈が甘かったのです。
例えば「え~何だろ?いきなり言われても…うーん、○○○なところかな!でも~~~だし、改めて質問されると難しいね!」と返信が来たとします。
私は、○○なところかな!の部分だけかりやんに送信していました。けれど、前後の文章「~~~だし」の部分にも意味があるんだと教えていただきました。自分では大したところではないと判断して割愛してしまったのは、私自身が興味がない、意識が向かないところ。そこに気がつけませんでした。
相手の意見をまとめてしまうと、自分の知覚のフィルターを通ったものだけになってしまう。
とても勉強になりました。解釈が甘かった自分にも反省です。
前回の講座で、言われたことは素直にやると学んだはずなのに、はやく宿題を提出することだけを考えてしまい、宿題の意図をきちんと理解できていませんでした。
かりやんが録音できればしてって言ってたんだから、すればよかった…。自分は素直なところが長所だと思っていましたが、先走ってしまう性格もあるので、気をつけたいところです。
まだ〆切まで時間はあるので、他の方にも質問できたら、録音してみたいと思います。
行動基準(ポリシー)で行動する
- 起業すると、不確定要素が多い中で意思決定するシーンが多くなる
- 意思決定する際の自分の行動指針となる『基準』を決めておくと判断に迷わない
- 同時に行動に『軸』が出てきてブレなくなる
- 『軸』が明確で行動に『ブレ』がないと信頼につながる
- 行動基準はやると決めたら楽しむ
行動基準(ポリシー)のつくり方
- ポリシーは『自分軸』であり『最高の自分』になるために『意識して行動すること』
- 『~になっている』という状態ではない
- 『~します』という目指すことでもない
- 『~する』というもの
- ポリシーで大事なのは『数』ではない
- 毎日何度も見て『その通りに過ごす』ことが大事
- いついかなるときも従う
私のポリシー(理想は10個)
- 頼まれたことは断らない
- 向上心をもって学ぶ
- 気になったらすぐ調べる
- 自分の強みに自信をもつ
- 経験値や想いを活かしたサービスを届ける
ポリシーの使い方
- 毎日必ずポリシーを見てから人と会う
- 手帳に貼る
- パソコンのデスクトップに書いておく
- トイレ、玄関、車に貼る
何気なく人に会わない=自分を管理する
それができていれば言語化できる=ブレなくなる
まとめ
今回は、起業した人の『ビジネス構築の6ステップ』の中で最も重要な自分の棚卸についてシェアしました。
起業したてだと、いかにサービスを知ってもらおうかにばかり気を取られ、SNSやブログ、名刺など情報発信・周知から入ってしまいがちですが、そうではないんですね。
前回の基礎講座で学んだ『サービスを売るのではなく、価値を提供する』ということ。じゃあ私が提供できる価値ってなんだろう?それを知るために必要なのが、自分の棚卸なのです。
なかなか自分のことをアウトプットするってむずかしいというか、やりにくい感じはあります。だからこそ、一人でやるのではなく、公開講座のワークとして同じ立場の仲間とともに気づき合うのが大切なんだなと思いました。
そして、案外自分のことって知らない…。自分を知ることが、ビジネスを構築する第一歩となるのが分かりました。今年度は『自分を知る』を目標に掲げ、行動していきます!
起業1年目~3年目の方で、当ブログを読んで興味を持たれた方・ご自身も学んでみたい方は、下記のホームページからお問い合わせください(^^)